いーぬ。の人生回顧録 小学4年生編

【学級委員の決め方】責任者はたいがい向いてない人がなる訳~小学4年生編~

 

大人になると、昇進したくてたまらないのに

この時期は責任の押し付け合いになる。

 

この年、私は初めて学級委員になった。

自発的になりたいと願った訳でもなく断れない環境の中での選ばれた者は

ただ余計な仕事を押し付けられる日々を送る事になるだけだった。

結論、大人になっても役に立つ事は少ない。

 

制度が問題なのだ。強制的というものが。

 

今回は学級委員を決める時に起こる子供同士の思惑と攻防についてをご紹介。

何気なく発言する事への責任を、この頃になった辺りから各自考えてほしい。

”自分は関係ない”と思っていても、案外傷ついた人は多い。

まぁ私のように遥か昔の事を昨日の事のように覚えている方が珍しいとは思うが…

 

一応人生の先輩として、なるべく人がトップに立てるようなポイントを考えてみましたので、先生に提案したり、立候補予定だった方は目を通して頂けると幸いです。

学級委員を決める時期がきたらけっこう皆苦しんでいるのです。

 

 

学級委員という責任者。もしやってみたいなら小4以上からが狙い目

小学校生活、中学年(3か4年生くらい)にもなると学級委員という役職がでてきます。(私の場合は小学3年生からでした)

最初は

”リーダー”という言葉に反応して立候補者がたくさん居ます。

ええっ⁉あなたがやるの⁉って感じの人が(笑)

しかしそれで良い。

挑戦は早ければ早いほど人生の糧になる。

特に失敗は早いほど良い。

多分、リーダーという言葉に釣られたであろう、やる気に満ち溢れた委員長の気持ちをへし折るかのように待ち受けている現実は

先生からこき使われ、ちゃんと時間通りに決め事などをまとめる事が出来なければ、容赦ない先生からのお叱り。

 

”しっかりしろ!お前は委員長だろ?”

”真面目にやりなさい。もっとより良くする為に考えなさい”

”遊びじゃないぞ”

 

「責任」

の重さを知り、自分たちのせいでリーダーが怒られているのを見て、周りは申し訳なかったという思いにさせる。

私の先生はこういう事を狙っていた先生でした。

 

泣きだしたリーダーを見せて、罪悪感から協調性を持たせようとしたのでしょうが、リーダーのケアは一切無かったです。

まるで安易にリーダーに挙手したお前が悪いと言わんばかりに・・・。

まぁ…その通りと言われればそうだし、それを学ぶ機会が小三から始まるという事なのだろう。

 

ただ私はここに傷ついたのだ。本人は今や覚えてすらない事かもしれないが、何故か私は今も昨日の事の様に覚えてる。

HSP気質の私の悲傷感はさておき、

そんな可哀相な光景を目にした翌年の4年生から、立候補する者は居なくなりますから誰でもそのポジションに座りやすくなります。

立候補が優先ですから、もし受験の為に必須な事だったり、将来家の跡を継ぐなり、会社の経営者になりたいと言う夢をお持ちの方は頑張ってみる価値はあると思います。

高学年になればなるほどやりたがる人は減少しますから、諦めずに挙手し続けてみてください。

 

リーダーになる為の心得。向いている人とは?

 

リーダーとは

ポイント

・人より率先して動く。(あらゆる分野で 常に、二手三手先を読む。自分の時間は捨てざるを得ない。というか無い)

・とりあえず、まず聞く姿勢。(人の主張を先に聞く。自分の考えは心にとどめておく)

・統括能力。(メモ帳必須。後でまとめやすい。)

・何が起きても動じないメンタル。(大人も子供も泣いても許されない)

・他人の失敗を受け入れる男気。(変なプライドを持ってはならない)

・嫌われる勇気を持つこと。(注意が出来るかが最大の難関。それが仲の良い子であったとしても)

・利益よりも大切な事を忘れてはならない。(道徳と倫理。大切なのは優しさと心配り)

 

ちょっと大袈裟かと思われるかもしれませんが、大人になって言葉で表すと私の場合はこうなります。

もちろん当時は感覚で動いてました。

私の性格的に、上記の様に考えていないと不安だったという思いもありますが…。(後に不安障害になりました)

 

しかしながら大人になっても大切な事って変わらないですね。特に最後は。

 

人前に立つ事の難しさを初めて知った子やそれを目の当たりにし、リーダーの難しさや厳しさを感じたのは私だけでは無かったようで

翌年、小4になった時立候補者は0人になった。

 

当然でしょう。

クラスの不祥事は学級委員が全部被る。代表して怒られますから。

 

そこで始まるのは

地獄の推薦制度。

 

私はこれに非常に苦しめられた。

 

 

 

問題は強制推薦制度。子供同士の攻防がそこにはある

 

 

推薦制度に突入した場合、

学級委員には

”人望がある者が選ばれる”

 

そう思っているのは先生だけでしょう。

 

実際には先生の知らない所で

子供同士の心理戦が存在する。

 

推薦する側の心の負担

 

中々決まらないと、休み時間など無くなり推薦制度が始まり出す。

それまで誰も立候補しない事へのお説教でクラスの全員が叱られて時間が無くなるからだ。

 

「誰に学級委員になって欲しいか次の時間までに考えておきなさい!」

 

これは

”自分が立候補しないのであれば、全員 誰かを指名しなくてはならない”

という合図。

当然、理由も述べなければならない。

 

先生を納得させる理由が。

 

 

いーぬ。
未だに疑問です。先生を納得させてどうする?

 

 

優しい子にはこれはかなりの心の負担になっていました。

昼休み中、主に自分の仲の良い子に推薦していいか聞き回り、承諾を得るのに必死そうでした。

自分の友達を売るような感覚が痛いほど伝わってきました。

承諾を貰っても安堵の表情を浮かべる子などいませんでしたから。

ポツンと自分の席に戻って気まずそうにしてるのが印象的でした。

 

私はというと、違う形で巻き込まれる事が多かった。

 

駆け引き

 

「い~ぬ。さ~ん♪」
同級生

 

そう言って2,3人引き連れて声をかけてきたのは

ちょっと気が強めの女の子の集団。

 

積極的に関わりたくはないが、怒らせたり調子に乗せるともっと面倒なので

優しめかつ、自分の本心も言う事で調和を保っていました。

 

いーぬ。
「ん~?」

 

「学級委員やって~♪」
同級生

 

いーぬ。
「え~?(というかはぁ?)嫌やわ~去年見ていて大変そうだったもん~。」

 

「え~でもいーぬ。さんにやってもらわんと困るんよ~。」
同級生

 

いーぬ。
「うん?」

 

「○○ちゃんが立候補しようとしてるのよ~。」
同級生

 

いーぬ。
「良い事じゃない?」

 

「え~やだ~。嫌いなんだもんあの子。立候補してくれなくても推薦するからね~」
同級生

 

 

 

去っていく集団。

 

そして頼んでもないのに クラスの皆に

「いーぬ。さんをよろしく」

と選挙みたいな光景が広がっていく。

 

 

不満があるなら自分で変えなよ・・・。

そう思ったのは言うまでもない。

 

めでたく私は4年生の春に学級委員に推薦されました…。

 

 

指名する勇気とされる側の配慮

 

穏便に逃げる方法

 

事が大きくなって、学級委員に自ら立候補するか、推薦されるかの二択しか無くなっていた私。

こういう側になった人たちが拒否する為に必要なのは

 

ポイント

・先生を納得させる程のやれない理由を言う事(正解は去年やったので今年は違う人にやって貰いたい。のみが有効。該当しなければ無理だった)

・推薦しないでくれと言いまわる(めちゃくちゃダサい上にその後の友人関係に影響があるかも。もしくは、逆に推薦してやろうと思われる可能性有)

・先生に怒られようが断固と拒否し、「じゃあもういいわっ」と飽きられるまで耐える。(クラスが凍りついたかの様な雰囲気になるが、それでも平気な人向け)

 

これ以外に無い。後は推薦された中の一人になって選ばれない事を運に任せるほかない。

 

なぜなら、先生に論されて異議を通せる子など居なかった。

「なんでやりたくないの!せっかく推薦してもらっておいて…なんたらかんたら~」と先生の納得いくまで問い詰められる。

 

ほぼ”断る”と選択した子は、何故か泣くまで先生と言葉のラリーをさせられていましたね。

可哀相で見てられなかったです。

 

そんな様子を見て、私は推薦を引き受けた。

 

私はこの時、国語の教科書をみんなの前で読む事ですら頭がおかしくなりそうなくらいの動悸があり、人前で発言するという事自体が心の不安でストレス(異常な)で、決して顔や態度には出さなかったけれど、心と頭の中はプチパニック状態になっていました。

それが不安障害の片鱗だったとは知りませんでしたが。

 

それでさえも引き受ける方がよっぽど面倒くさくないと感じたのは、早くこの悪夢のような教室から抜け出したかったから。

 

一番心に傷を負った者

 

そんな様子を見ていて思ったのは

 

泣く事もできない

”自分のせいで 泣かせるほどの事態”

を生んでしまった 指名した側の、

申し訳なさそうに背中を丸めている姿

承諾を貰ったものの、やっぱり罪悪感に見舞われていたのだろう。

 

学級委員を決めるだけでなぜこんなに多くの人が

悲しみに囚われる必要があるのか全く理解ができなかった。

 

 

次は推薦された中で立候補するという者はいないのか?という展開になっていくのですが、ここまでかなり時間がかかっているあげくに、クラスは泣いている者、困惑してる者、うつむいてぼーっとしている者、僕は関係ありませ~んと無関心な者・・・私には耐えられない雰囲気になっていました。

早くこの時間を終わらせるには

自ら立候補する事。

 

選挙活動をしてもらっていた為か

幸か不幸か当選しました。

ありがとうございます。

 

やる気のベクトルが違った方に向いているリーダーの誕生である。

私のやる気は 今の状況える為であって

将来に何の役にもたたない個人的な勇気です。

本来の目的であろう

 

”向上心のある子に育てる”未来のリーダーに・・・

 

いやいや違います。

 

その場を収める者が一時的に作り上げられただけです。 

 

子供同士のパワーバランスなど知らない先生は

あまりにも無神経な事をしていたりするのです。

 

 

まとめ

 

”強制”というものが如何に無駄なものか。

”信頼されてる自覚を持て”

なんて推薦された場合、言われて納得せざるを得ませんでした。

 

そもそも推薦は

ポイント

①もの凄く仲が良いから指名できる

②そんなに話したことないから指名できる

③指名しても怒らないような子だから推薦できる

 

たいがいこの3つ。

そして巻き込まれる人は③の人。それが私でした。

 

子供たちが述べる理由先生が願う意味など無い

 

向いてる向いてない関係無く、やりたいと思う気持ちを持っている事が大事!

失敗してもいいからそういう子にやらせるべき。

学校とは挑戦と失敗をして学ぶ場所です。

 

今の教育現場が私の時代とは変わってくれているといいなと思う。チャレンジしたいと思う気持ちを尊重する生徒、先生を作って、楽しく支え合うクラス作りをしている学校が増えているといいなと切に願います。

学校の教育制度を今一度考えてみてほしいですね。

将来、人の上に立つべき者を見いだす為にも。

学校って本来、楽しい所ですから。

 

 

 

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