いーぬ。の人生回顧録 スピード離婚編

うつ病では家庭を守れない。結婚は病状を悪化させ、やがて離婚する。『側にいるだけでいい』なんて嘘でした。~スピード離婚編~

5年付き合って、私の体調の悪い時の様子を重々承知のはずの彼と結婚をし、3ヶ月で離婚しました。

私は不安障害の自覚はありましたが、まさかそれが鬱状態に陥っているとは思いませんでした。

そんな時、中学の同級生だった彼と縁あってかお付き合いするようになり、そのまま結婚しました。

うつ病の時は大きな決断はしてはダメだと聞きますが、本当にそうですね。

自分の気持ちは後回しにしてしまいがちになるのです。

ただ、唯一、私の恋愛に対する信条が正常な判断に戻すキッカケとなりました。

それは、浮気したら絶対に別れると決めていたからでした。

今回は精神病を患っている者が結婚という大きな決断をするとどうなるのかという問題について語っています。一概には言い切りませんが、結局大失敗しましたので、皆さんはそうならないよに私のエピソード中心に話させて頂きます。

そもそも本当に好きな人かと聞かれたら…決断しきれなかった私のミス

『働いていたらその人と付き合っていたか?』

私の中で引け目に感じていた事は、学校もろくに行けず、就職も出来ないでいる今の自分でした。

これが正常な判断を鈍らせ、病気街道へ足を踏み入れて行った理由でしょう。

将来自分はどうなるのだろうかと悩んでいる時、彼から告白してもらえました。

同級生で、実家同士目と鼻の先で、何より「病気でも構わない」と言ってくれた彼を断る理由があるのだろうか?

その時の不安を彼で埋めようとした私への罰だったと思います。

好きになる理由は人様々で、私の場合も絶対に駄目という訳じゃないでしょうが、私の恋愛の価値観からして、一生ドキドキできるような相手か?芯がブレない自分をもってる人なのか?が重要です。

彼はNOです。だから返事をする時に迷っていました。

つまり働けないと言う後ろめたさがなければ、付き合わなかったと言う事。

酷い女ですね。全く好きじゃない人という訳ではなかったのですが、返事に迷うと言う事は、私の中でその程度の事。ホントは少女漫画のような、相手に夢中になるようなキラキラした恋愛がしたかったはずなのに。

付き合っていく中で相手に対して違和感を感じるようになっても別れると言う選択をしなかったのは、どこかでこのチャンスを逃してはいけないぞ!という妥協があったからではないかと思っています。

きっとその態度は自分の知らない所で出ていたのでしょうね。後に彼は浮気する事となります。

早く手放してあげればよかったと、今でも反省はしていますが、相手が浮気したらちょっと話が変わってきます。私の場合。

初めて人前で泣いたのが好きな人の前でした

泣くというのはどことなくズルいイメージがあって、私は他人に涙は見せた事がない。

怪我をしたって嫌な事があって苦しくなっても泣くことはしなかった。なんか、おおごとにしてほしくないんでしょうね。

そんなある日、なんとなくピーーンときてしまった。いわゆる女の勘ってやつですね。

いやいやまさか、彼から誠実さをとったらいよいよ好きな所無くなってしまうよ?

と言ったような人だったので、信じたくはなかった。でも一緒にいても電話やメールにしても、ほんのちょっとの違和感を感じたら確かめずにはいられない。だいたいこういうことは当たってしまうものですからね。

ほぼ確信してるから。

そもそも浮気するなら別れてからしたらいいのよ

私は浮気する人の心情は理解しかねますね。どうせバレて信頼関係なんて無くなって別れるんだから、潔く「好きな人が出来たから」って振って別れてから浮気したらいいのに…と思ってしまうから。別れたら浮気じゃないけど。

分かれるつもりは無いというなら益々意味が分からなくなる。じゃあなんでしたと?一時の気の迷い?許してくれると思ったのかしら?

申し訳ないけどその程度の愛ならいらないのよ。

振られる方がマシなのよ。

ピーンときて、どうしたらいいかなんて彼の場合は簡単。仕事から帰ってきてルンルンな彼に一言、「浮気した?」それだけで良い。

当時彼はプレステでゲーム中だったが、凄い勢いでコントローラーを落とした。

コントか!(笑)

なんと分かりやすい人なんだろう。

「してないよ」

それを聞いた時、一番心に効いた。

嘘ついちゃう人なんだ~って。

まぁ逃がさないように外堀から囲い込んで最終的には「一回だけ・・・」と白状させた。その時大泣きされたのだが、”何であなたが泣くのよ”って思いながら力強く抱きしめられた為、別れたくは無いんだなとは思った。

益々意味が分からない。じゃあしなきゃいいのに。情けない。

どうして浮気したのかはどうでもよくて、付き合う時に言ってくれた”病気でも構わないよ”死ぬほど嬉しかったのに。信じていたのに。そう思ったら涙が出てきた。抑えれるようなものじゃなくて急激にぶわっときて自分でもびっくり。今回の件とは関係ないものまで、我慢し続けてきたものが全部この時に涙として出てしまったのではないかというくらい、彼の涙をピタッと止まらせる程泣いていた。初めて見る彼女の涙が嗚咽が出るくらい悲しいものだったというのはどういう気分だったのかな?彼のビックリした顔が視界の端に入っても、もう止まる事はできなかった。

最悪。ほんとに最悪なタイミングの涙。

気が済むまで泣いたら冷静になってきて、「別れたいのか?」と聞いた。相手にもそうだが、自分自身にの方が意味合いは大きかったように思う。

一度くらい許すべきだろうか?

なんでこんな風に思ってしまったのか。すっぱり切ればいいのに。こういう事が起きたら別れると決めていたはずなのに。

好きになった理由は私にとっては不純なもので、ハッキリ言ってしまえばデメリットがなかったからだったが、多分いつの間にかちゃんと好きだったのかな。そう気づいたら、魔が差したらしい理由も、一度くらいは許そうと思った。

ただ"どんな状況でも二度目は無い"と固く誓った。

付き合う程病状が悪化

相手に合わせる事を無理にしていたせいか、薬を飲まなければいけないほど病状は悪化していった。

遠出する程の体力は無くなり、デートはほとんどお家デート。それに関してはお互い不満はありませんでした。私はお布団で横になって彼と会話したり、彼がゲームをして遊んでる姿を見てるのが好きでした。

いーぬ。

好きな人が楽しそうに何かに夢中になってるのって見ててほっこりするタイプです。 😌

ゆったりした時間の経過の中で過ごしているのに、何故身体が怠くて重いのか。頭は痛いのか。趣味に体力を使えないほど動けないのか。

酷い時は寝るかトイレくらいしか行けなかった。食事やお風呂は後回し。

やる事はたくさんあるのに動けないと言うのはどれだけ辛いか思い知らされた。そしてそれを心配そうに看ててくれた家族(特に母親)には申し訳ないない気持ちでいっぱいになった。

彼にも手料理を振る舞えたのは指で数えれるくらいだ。不満もいっぱいあっただろう。浮気されたけど、5年も側にいてくれて、これから結婚する流れになっていくんだからこの時は耐えてよかったと思った。

私の将来を心配してくれた両親へ恩返しできると思っていたから。

結婚式の準備、当日で力を使い果たす

今思えばあんな大々的にやらなくても婚姻届を出すだけでよかったと後悔してる。

友達やおじいちゃんおばあちゃん達に久しぶりに会えたのは嬉しかったが、私の疲れはピークを越えていたらしく、友達から心配される始末。(病気の事は知っている)

いーぬ。

わざわざ遠方から来てくれたのに申し訳ない。

それもそのはず、笑っているはずの綺麗な花嫁の姿ではなく、明らかに顔が疲れ切っていた無表情の私。後に写真を見せてもらったが、幸せそうには全く見えない。私は普通だと思っていたのだが。

自分の心、身体に負担がかかるくらいならやらなかったほうがよかった。家族や友達には心配かけるし、何よりこの後の反動で2.3ヶ月動けなくなった。

結婚したら病気は無かった事になると思ったのかい?

彼は私の動けない具合を知っていたはず。

私もこうなる事は少し予想していたので、式後は少し実家で休んでいた。彼に迷惑をかけてしまうと思ったから。それでもいいから早く一緒に暮らそうと言ってくれたのは心強かった。

でもそれは優しさからじゃなく、ただ単に一人が寂しかったのと家事をするのが面倒くさかっただけだった。

明らかに付き合っていた頃より調子は悪いのに、最低限の主婦をさせようとしてくる。ご飯の用意だったりお風呂、洗濯、掃除。

・・・お手伝いさんが欲しかったの?

まだ元気じゃないんだから無理に決まってる。

亭主が家に居ると邪魔なんて聞いた事あるが、まさか新婚で思うとは(苦笑)

彼が仕事している間だけゆっくり休む事ができた。体力が回復することはほぼ無く、むしろ悪化していった。さすがに何日も無理矢理に動く事は不可能。おもちゃの電池が切れるかのように、私は徐々に動けなくなった。

ここまでしてやっと、「無理しなくていいよ」なんて言ってきた。

なんか…もう…言葉がでない。

ご飯はコンビニのを買うし、風呂釜を洗ってくれないならシャワーのみでいいし、掃除は毎日じゃなくていい。洗濯だけは頑張ってほしい。つまり彼の独身時代のルーティーンに戻してくれたようです。

あ~うん、最初からお願いできないかな?結婚したら急に動けるようになる訳じゃないんだよ?ちょっとテンション上がってしまう気もわかるけど。私も無理し過ぎちゃったけど。

やっぱり「側にいるだけ」なんて言葉通りの意味でとってはいけないですね。

喜んで介護してくれる人なんていないでしょうから。

ちなみに私は好きな人だったら喜んで動き回るけどね。

二度は無いと言ったはずだ

ゆっくり休む事が少しできるようになっても体調は思うように回復しなかった。病状も重くなり、はっきりうつ病、不安障害と診断された。

そんなある日、夫は「実家に帰ってもいいよ」なんて言ってきた。

まて。その言葉は優しさじゃないでしょ。

むしろ邪魔って聞こえた。家事嫌いで一人で生活出来ないくせに帰っていいなんて、お母さんでも呼ぶつもりだろうか?

う~ん違うな。君の表情、声の大きさ、声域、態度からして…

ピーーーーン!!

おいおいマジですか?まだ結婚して3ヶ月ですよ?一緒に過ごしたのだけなら1ヶ月くらいなんですが。

前回と違って涙なんて出てくる気配もなく冷静だ。

ス~っと彼に対して急激に気持ちが冷めていくのが分かる。

浮気してる?から携帯見せてもらうまでの流れは以前と一緒。消したはずの浮気相手がまた登録してあった。これだけじゃ別に黒じゃないけど、君はある意味嘘がつけないんだから、証拠は完全に隠さないと。

案の定、叩けば埃が出た。

私の性格上、浮気するなら振ってほしいと言ったではないか。

そりゃ楽しくはない新婚生活だっただろうけど、浮気は別物よ。ちゃぶ台があったらひっくり返したくなる衝動を抑え、はっきり「離婚しよ」と伝えた。

今度は絶対に折れるつもりはなかった。

まとめ

病気を理由に自分の事を蔑む事は正常な判断を失います。

いまでも世間に社会貢献できなくて申し訳ないなと思う。これからも思い続ける事でしょう。

でもそれを理由に自分の自信をなくしてしまえば、病気が治る事など無い。

彼が浮気してくれたお陰で"うん、私悪く無かった"と思えたのは結構でかい。

それに関してはお礼を言おう。

式を機に、友達と再開した事でまた交流が始まったのと、友達同士を結婚させるキッカケになったのが唯一の救い。家族と祝いにきてくれた友達に迷惑かけただけで終わってしまわなくてよかった。

離婚して暫くたった頃、友達から一本の通報が入った。元旦那があの浮気相手とデキ婚して離婚していた。そしてまた結婚…

彼の友達もドン引きしてた。自らの友達を無くし、自身の子供にまで迷惑かけるとは…。

うん、やっぱり私悪く無かった。

病人である以上で結婚は、相手が自立してる大人な人じゃないとだいぶ難しいです。恋愛を諦めろとは言いませんが、自分磨き(心と体)をして生活していた方が、よっぽど楽しいです。毎年毎年、自分が一歩成長する喜びを感じていられると、自信が蘇ります。そして付加幸運として出会いがあるのかもしれません。私がそう思えるようになった時、体から無駄な力が抜け、主に精神面での病状は完治しました。

世界中でたった一人の人と生きてみたかったけど、そんな人が現れたらいいな程度に留め、自分の可能性を拡げる生き方にしたら人生が楽しくなりました。

それにはまず自分に自信を持つところから。

もっともっと自分のしたい事に挑戦できるようになります。この命が終わる時に、悔いが残らないように変えていきましょう。

恋愛がすべてでは無い。が、諦めなくても良いのです。

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