☆②銅賞「Nice!!」 ホラー 美楽映画

【映画】シリーズ⑧作品目「パラノーマル・アクティビティ7」今回の舞台は人里離れた集落【感想・考察・おすすめ度・おすすめシーンを紹介】

予告編

公開年:2021年 シリーズ⑧作目

ジャンル:ホラー

レイティング:R15+

監督:ウィリアム·ユーバンク

視聴できる媒体:レンタル『Amazonプライム』『U-NEXT(ポイント)』『YouTube』『Hulu』

あらすじ

自分の産みの親を探す主人公は自身の人生のルーツを知るためにドキュメンタリー風にカメラを回し、母親の故郷へ行く事に。そこは外部との接触を拒む集落だった。不気味で不穏な雰囲気のその村には入ってはいけなかった…

いーぬ。的総評

評価基準は「サイトマップ」の美楽映画、「いーぬ。的批評目安」よりご参考下さい。↓

プロフィールとサイトマップ

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「今の私、本当に幸せ?後悔しない?」 自分の人生を振り返った時 問いかけた言葉は 至極単純なものだった。 はじめまして。日向端いーぬ。と申します。 挨拶とサイト理念 「自分の為だけに用意された人生」 を楽しんで生きていく為の、キッカケになればと思い ”自分の人生に何が起こったのか”  をブログにすることにしました。 私の目で見てきたもの、感じた事をご紹介する事によって、 自分の考え方、物事の捉え方が、前向きになって頂ける瞬間に立ち会えたら幸せでございます。 私は起立性調節障害、不安障害、うつ病を経験し、今 ...

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注意

以下、ネタバレ含む感想がありますのでお気をつけ下さい。

視聴できる媒体は、記事投稿日の情報です。

シリーズの関係性と主要人物

「パラノーマル・アクティビティ7」とナンバリングされているタイトルだが、シリーズとしての関連性は無い。おそらく外伝扱いの為、作品単体として楽しめる。

主要人物

マーゴ…本作の主人公。遺伝子サイトで親族を見つけ、産んで間もない自分を捨てた母親を探しに遠く離れた集落を目指す。アクティブな性格で目的の為なら危険を顧みず行動をする。

クリス…カメラマン。母親を探す際にドキュメンタリー制作を主人公に持ちかけた。マーゴの相棒のような関係。

デール…音声&運転係。人当たりの良い人柄で陽気なムードメーカー。非現実的な事が行われている可能性を分析して処理できる冷静さもある。

サム…マーゴが見つけた親族。母親探しの為に村へと案内してくれる。

ジェイコブ…村の長老?近代的なものは許されていない為、カメラで撮影する場合は彼の許可がいる。マーゴのお爺さんであり探している母親の親。威厳のある佇まいで威圧感のある雰囲気を纏っている。

「じゃあ入ってみよう!」…にはならんて!!

規則の厳しさ故か、底気味悪い雰囲気が漂っている村。よそ者の訪問を歓迎していない感が伝わってくる中、主人公は持ち前の行動力で勝手に屋根裏を物色したりとやりたい放題。母親の痕跡を見つけると、次第に村自体への不審感がでてくる。

報復として何をしてくるか分からないような村人達にもめげずにグイグイ話しかけたりスニーキングミッションをして村人を監視したりして、行動に興味を持ち始める。何だか危なっかしい主人公だなぁと思いつつ絶対に入ってはいけない教会を見つける。

そりゃあもちろんピッキングしてでも入るよ(⁠^⁠^⁠)

その怪しい教会には底が見えない人一人が入れそうな大きく深い穴と、傍らには滑車付きの人間用ハーネスがあった。

…絶対入るなんて言うなよ!主人公!!

クリスと私の静止を振り切って断固として穴の底を見に行くという。

ここまで来たならすべての謎を知りたくなる気持ちは分かるが、「じゃあ入ってみよう!」にはならんよ普通。

異様な雰囲気が漂う穴にいざダイブ!

いーぬ。

いっけーー!もうどうにでもなれっこの主人公!!(^^)

底に着くとまるで鍾乳洞みたいな洞窟が広がる。そこに何があるのかは見てのお楽しみ。

絶対起きないMen's

この村は何かおかしい。ここに案内してくれた親族も偶然ではないことが判明し、狙いは主人公なのではないかと思い始めた頃、やっと身の危険を感じ始めてくれた主人公。深夜、何者かが主人公を狙いにきている様子を察知。寝ているクリスとデールを起こし助けを求めようとするが…。

胸ぐらを掴んでドンドンやったとしても起きそうにも無い二人にちょっと笑いが出てしまった。断固として起きない意思を感じた(笑)

もしかしたら一服盛られていたかもしれない。

あんな大声であんなに揺さぶられたら普通起きるよ(笑)

なんとも緊張感のある場面で笑いに走るシーンでした。

悪魔が安全運転するENDが意外と良い

村の教会で"欲望と怒りの王子"アスモデウスを崇拝する印が描かれていた。疫病に苦しむ村で穀物や家畜が壊滅し、村人同士が殺し合う。犠牲を出さぬようにするには女の体内にアスモデウスを閉じ込めなければならないらしい。そして印で囲うように大きな穴がある。

あ〜これで何となく分かりました。

主人公の母は生贄にされて落とされたな。

そして今度は主人公が危ない。

パラノーマル・アクティビティといえばカルト集団がつきもの。この集落は悪魔を崇拝していたのか。

主人公が連れ去られてから映画のテンポが良くなりだし、次々と真相とピンチが舞い込んで楽しくなります。

いーぬ。

やっぱりラストは見応えありますね!

ホラー映画では稀な、絶対助かりそうにもない状況で助かったり、自分だけ助かるために見捨てて逃げるというシーンがない。特にこの映画の男性陣は勇敢。お見事。ある意味展開が読めなくて楽しめます。ラストのハラハラ感とスッキリ感は見ものですよ。

ところで主人公を使った儀式を失敗した村では地獄絵図のようになっており、最後に悪魔がとある人物を乗っ取り無双します。何を思ったか安全運転で村を去るエンドで終わりますが悪魔って運転できるんだな〜っていうツッコミさえ我慢できれば中々オシャレな終わり方です。

まとめ

深夜の暗視カメラモードが無い時点でパラノーマル・アクティビティとは言えないよ!と思ってしまったのでなかなか私の中で評価はできなかった。新しいパラノーマル・アクティビティの始まりなのか、これで終わってしまうのかは分からないが、もう単発の外伝シリーズばっかり作ってもいい気がする。農村という設定は面白かったので農村シリーズでもいいなぁ。

次の作品は是非とも原点回帰の暗視カメラを使った超常現象を期待したいと思った作品でした。

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