公開年:2006年
ジャンル:ラブコメ
視聴媒体:レンタル
監督:石川北二
あらすじ
身長が高い女、小泉リサ(170㎝)と身長が低い男、大谷敦士(159㎝)。お互いに身長にコンプレックスを持つ二人が同じ学校、同じ教室、隣同士の席になることから、ドタバタおもしろ学園生活の始まり!!
いーぬ。的総評
評価基準は「サイトマップ」の美楽映画、「いーぬ。的批評目安」よりご参考下さい。↓
注意
以下、ネタバレ含む感想がありますのでお気をつけ下さい。
視聴できる媒体は、記事投稿日の情報です。
主要人物
小泉リサ(役:藤澤恵麻)…恋に夢みる16歳の元気ガール。高身長のせいで彼氏が出来ないのが悩み。
大谷敦士(役:小池徹平)…リサの隣の席のかわいい系男子。低身長がコンプレックス。ノリがよくツッコミ気質。バスケ部所属。子供のようにはしゃぎがちだが意外と性格は男気がある。
石原信子(役:玉置 成実)…リサの友達で中尾の彼女。ハッキリ言う派の姉御肌。リサの恋愛相談役。外見は派手だが友達思い。
中尾平吉(役:山崎雄介)…大谷の友達で信子の彼氏。優柔不断っぽい見た目だが根は真面目で優しい。信子一筋。
田中千春(役:工藤 里紗)…リサの友達で涼二の彼女。リサと信子と一緒に行動しているのが不思議なくらい大人しく真面目な優等生キャラ。
鈴木涼二(役:水嶋 ヒロ)…大谷の友達で千春の彼氏。常に本を持っている物静かな男の子。想像力豊かでよく鼻血を出したり倒れたりする。
臼井圭一(役:温水 洋一)…リサ達の担任の先生。ヅラであることを必死で誤魔化しているが、クラスの全員にバレている。
舞竹国海(役:谷原 章介)…リサ達の副担任。リサがよくやっている恋愛シミュレーションゲームの攻略相手に似ている。愛称はマイティ。口癖は「よろしQUEEN」。実際に居たら引きそうなくらいキザだが、スポーツ万能で生徒思い。
【胸キュンポイント】不意打ち手繋ぎ
大谷とライブに行く予定だったが、元カノとの予定が入った為クリスマスに一人ぼっちでライブに行く事になったリサ。友達は彼氏と幸せに過ごしている事を想像していたら転んで膝をすりむいてしまう。虚しくなって泣いている所、大谷が登場する。
"小泉との約束の方が先"と言う理由で元カノとの予定をすっぽかして駆けつけてきた姿に男気があってかっこいいなぁと思ってしまった。リサに了承を得てから行った訳だから来る必要はないのだが、信子(以下略:信ちゃん)のナイスアシストによって一人で過ごさせるのは自分のせいだと考えたように思った。
この時点ですでに惚れそうなもんだが、リサの膝が怪我している事に気付く。消毒する為に薬局に行こうとするが、ライブが始まってしまうと見栄を張るリサの手を握って「ダメだ。いくぞ」と行動した瞬間、私の心がキュン死にしそうになった。大谷は無意識っぽいけど。勘違いしてしまうよこれは😏
この恋の音がなった瞬間のリサの表情が凄く好きで、何回もこのシーンを見たくなってしまう。心がほっこり。早く幸せになれっこの二人!!😆
好きな人は好き。ただそれだけでいい
大谷が好きだと気づいてからのリサは誰がどう見ても恋してるモード。あんだけ分かりやすく態度に出されて気づかない大谷も凄いが、恋する乙女は仕草や行動が可愛らしくていいですね。好きな人を目で追い続けたり、バスケ部の大谷にリストバンドをプレゼントしようとする所とか、キラキラ輝いているのは大谷だけじゃなくてリサもだよと思いました。
友達もそりゃあ応援したくなるもの。自分の身長が好きな人より大きい事を気にするリサに、信ちゃんの名言「好きな人は好き。ただそれだけでいい。」と背中を押してあげたのは見事。良い友達だなぁ。
私も身長が高く、ヒールを履こうものならほとんどの人を抜かしてしまうか目線が一緒になりますが、恋愛事で身長がどうこう悩んだ事ないけどなぁ。おしゃれしたいからヒールも止める必要ないと考える派ですから、身長が〜・・・なんて言ってくる男の人なんて気にせず図太くいけばよいのよ!…と思ったけど、この主人公まだ16歳の可愛らしい思考の持ち主だったわと我に返ったシーンでしたね。青春でいいと思うよ、うん。
長く生きているとね、ほんとにそんな事どうでもいいと思うようになるのよ(・_・)
勇気をだして告白!花火の奇跡は起こるか⁉
夏祭りにやってきた一同。信ちゃんと千春の協力のおかげで二人っきりで屋台を周る事に成功。告白は成功するか⁉
大谷がはしゃぎすぎて告白どころではないが、二人で縁日を楽しんでるこのシーンはニヤニヤしてしまいますね。ずっとこの瞬間が終わらなければいいのに。
個人的に射的で遊んでる二人が好きです。大谷が夢中になりすぎてリサにばんばん触ったり近すぎる点。意識しているリサには逆に勘弁してと言わんばかりの顔にキュンとします😊悪気はないんだろうけど大谷は天然王子なんだな〜と再確認。まぁこれはこれで楽しめリサっ!と思っていると大谷の元カノと遭遇。クリスマスの日の事もあり、一悶着あったが、この元カノいい子なんだけどハッキリしない態度とるんですよね。まぁ私は主人公を応援しているので有り難い態度だが、大谷相手なら、ハッキリ言った方が真剣に考えてもらえると思う。ちゃんと言葉にできた人ほど恋は勝ち取れる。これは恋愛において誰でもそうなんだと思います。勇気を出せた人に幸運は舞い込むものだと思います。
リサ意外は(笑)
勇気をだしてあんな素敵なタイミングで告白したのにまさかあんな返しがくるなんて思ってもみなかった。大いに笑いましたね。一瞬真顔になった大谷がかっこよくみえましたが、うん、いつもの大谷でしたね(笑)いったいこの二人はどんな形でカップルになるのか気になるシーンでした。
まとめ
懐かしいJPOP曲をふんだんに使ったハチャメチャ青春ラブコメディ。出てくるキャラがことごとく強烈で、しかも豪華な俳優さん達をぞんざいな扱いでしか使わないぶっ飛んだ映画ですが、何故か羨ましく微笑ましく見てしまうのは、こういう恋愛に憧れていたからかなぁと思ったり。少女漫画のような恋愛って非現実的ですが、いつかこういう恋ができるかもしれないと、いつまでも思っていてもいいのかもと元気をもらえる映画でした。
いつか運命の人が現れたら私も言いたい。
「よろしQUEEEEEEEEEEEEN!!!!」