広告 いーぬ。の人生回顧録 うつ病反抗期編

【離脱症状に立ち向かえ】減薬は最後の1錠からが本番。デパス(エチゾラム)の減薬成功体験~うつ病反抗期編~

体調が安定しだしたらついつい勝手に減薬してしまうのが病人の性。

うつ病、不安障害と判断されて5年くらいたった頃だろうか?自分を見つめ直しブレない心を手に入れた今、デパス(エチゾラム)は私には不要だと思った。何ならうつ病も治っているとさえ思っていた。心が元気だから、診断名に不満を感じていたのだと思う。

ネットで減薬を自己判断で行う事が危険なこととは調べてはいたので、何故か自分ならいけるでしょというノリでやってしまった。

一気に全部飲まないという行為を。

今回は、減薬という名の自分の危険な体験とそこから断薬出来た過程までをお話します。一度失敗しましたが、結果的にはデパスは完全に辞める事が出来ました。

離脱症状は本当に起きるのか?

そもそも離脱症状とは何ぞや?と思う方の為に凄く簡単に説明しますと、抗不安薬、抗うつ薬を1ヵ月以上飲んでいた人が、急に飲むのを止めると副作用で症状がでますよというもの。正しく減薬していかないと重症化して、症状がいまより悪化するかもしれませんよ。とこんな感じだろうか。抗うつ薬中断症候群(SSRI離脱症候群)が有名。

出現率がだいたい50%なので離脱症状が本当に起きるのか確かめたかったのと、私はもう病気じゃないんだと思い込みたかった事もあり、エチゾラム含めて抗うつ剤、睡眠薬含めてすべての薬を断ってみた。出来るなら病院は卒業して、普通に仕事がしたかった。

当時飲んでいた薬

・ジェイゾロフト(セルトラリン)
・サインバルタ(デュロキセチンカプセル)
・デパス(エチゾラム)
・ハルシオン(トリアゾラム)
・サイレース(フルニトラゼパム)
・ロキソニン※頭痛時のみ
・十全大補湯※漢方

()は後発品/ジェネリック

二日間は服用中と変わらない体調でした。何も異変がないことで、ああ~これでやっと解放された〜感が強く、嬉しかったのを覚えている。

悲劇は3日目のお昼頃。妙に心臓がバクバク言ってるなぁという感覚から始まった。まぁその程度だったので気にしつつも放置。その日は何だか風邪っぽくて病院へ車で行き、薬局で薬をもらってから運転席に座った瞬間でした。

座っているのにめまいのような感覚と、吐き気。それは急にどんどん大きくなっていき、胸を抑えていなければいけないほど気持ち悪い。そして息苦しい。体を前のめりにしたり揺らしていないと苦しみから逃れられない。救急車呼んだほうがいいのか?と思ったほどでした。

思わず車のドアを開け、項垂れる形にしかキープ出来なくなった体を外に出した。多分駐車場にいた人や、私の姿を見た人がいたらびっくりしたと思う。申し訳ないが、そんな事配慮できる余裕は無く、視界がぼやっとしてきていよいよ不味いと思ったので、とりあえず家族に電話。息が辿々しかったが、緊迫した空気が伝わったのか直ぐに迎えにきて貰えた。もう運転など出来ないので、とりあえず車は置いて、私だけ家に持って帰って貰った。

ゔーんゔーんと体を動かしながら玄関に倒れこんだ時、救急車を呼ぼうか問われたが、ちょっと待ってほしいと伝えた。体はボロボロな状態だが、意識は驚くぐらいハッキリしていた。…なので余計に辛かったのだが、冷静な判断ができた。

今私の頭の中には薬を抜いたせいで"脳がショック"を受けてる状態のはず。とすれば薬を再度飲めばこの"不具合"は落ち着くかもしれないと思った。

救急車で運ばれてもどこにも異常はないですと言われるに決まっているんだから、あちら側も対処に困るだろう。

とりあえず、一日で飲むべき量の薬を全部飲んだ。夜じゃないのに睡眠薬も。

というのも意識を無くしたかった。いつまでたっても回復する気配のない状況にのたうち回るしかなかったから。体にぐっと力をいれ過ぎたからなのか、副作用なのかは分からなかったけど、変な汗と共に頭痛までしてきていた。

祈るような気持ちで布団を固く握りしめて薬が効くのを待った。

飲んでから1時間くらいだろうか。少しうとうとしてきた。力も少しだけなら緩めれる。この瞬間を待っていた。

症状が現れてから2時間くらいの事なのに酷く疲れ、眠りに入る事が出来た。

副作用のおさらい

私の副作用


・風邪症状
・頭痛
・吐き気
・めまい
・立ちくらみ
・ぼやけた視界
・感覚異常
・不安
・呼吸困難
・悪夢
・発汗

抗うつ薬中断症候群

目覚めた時、体が異常にだるかったが息苦しくもないしでとりあえずほっとした。時計を見ると、4時間ほど寝ていたようだ。

家族にお礼と現状を報告して、今日の行動を振り返る。

減薬するに辺り、一応ネットで知識をいれておいてよかった。これは明らかに抗うつ薬中断症候群だ。離脱症状の凄まじさに圧倒された。

なるほど、減薬が危険というのは、こういう事かと感心してしまった。

副作用がでない人もいて、病状も良い状態の今なら無反応で止めれるかもしれないと思ったのが甘かった。だいたい風邪っぽいのも離脱症状のせいだったのかもしれない。強いていえば、重症化しなくて良かったものの、危ない賭けだったと思う。あの状態が何日も続いたら、私の体力か、心臓がもたなくなって二度と目覚めなかったかもしれない。

危険の意味が良く分かる体験でした。絶対真似しないで頂きたい。

その後3日間くらい怠い症状が続いて、徐々に動けるようになった。

計画見直し。お医者さんに相談してエチゾラムのみ減らす

事の経緯を担当医に話すとやんわり怒られた(笑)

今度は先生とちゃんと話し合って計画的に減らす事に。

私は精神面より身体面の症状が激しいので、減らすとすればエチゾラムぐらいしか無理らしい。もう不安な事は無いので、この薬だけ減らす事に。私は当時エチゾラムを、一日6錠(上限いっぱい)飲んでいたので、減らすなら手順は以下の通り。

step
1
減薬は最高で一日2錠まで。その状態で1~2週間様子を見てみる。

step
2
気分が悪くなるようなら減らした分を飲み直す。

step
3
減らしたり元に戻すを繰り返しながらちょっとずつ減らしていく。

 

これが基本の減薬の仕方です。

もっと薬の感覚に敏感な人は、1、2週間に一錠ずつ減らしていくといいらしい。私はラスト2錠までは、1週間に2錠ずつ減らしていく事が出来ました。

ラスト1錠から不調が出始める。脳にバレるな!

ラスト2錠になった時、さすがに一気に飲まなくするのは無理だと思い、1錠を1週間抜く作戦にしました。

ここで体がちょっと重く感じ始める。時間をかけて6→1錠に減らした訳だが、やっと脳に「減らしましたね?」とバレた訳です。しかし、何とか耐えれそうだったので、増やす事はせず、一日1錠が体に慣れるまで期間は設けず続ける事に。その期間なんと一ヶ月。

意外とかかるなぁと思ったが、ここで焦ってはいけない。また一日2錠、いや下手したら6錠からやり直しになってしまうと思い、ラスト1錠は今まで以上に慎重にすることに。

まずは手で半分に割れるので、一日半錠にしてみる。その結果

”うわ~だるい”

日常生活に影響が出るレベルの怠さが襲ってきた。家の中で動くのが大変になってしまったので、一日4分の3錠にしてみる。

・・・うん、いけるか?

これでまた1ヶ月ほど頑張ってみる。

焦りは禁物。1ヶ月じゃ足りないなら体が慣れるまで続ける。

四分の一ずつを割って割って割りまくってを繰り返し、この薬を断つ最後の瞬間。月日は4ヶ月以上経っていた。

今日からいよいよ"飲まない"という段階に突入する。

絶対に脳にバレるだろう。

慣らしてきたとはいえ、何かしらの副作用は出てくるだろう。大事なのは強度だ。私が耐えれるかの問題。もしかしたら一つの薬から解放されるかもしれないんだ。なんだか少しワクワクしつつ、この日からエチゾラムは封印した。

宙を浮いているかのようなフワフワ感

吐き気や息苦しさ、倦怠感などを予想していたが全然違った。

浮いているかのような感覚。もちろん足は地面に着いているし、足の感覚もある。もう少し細かく言えば脳だけがぷかぷか浮いているかのような感覚。脳はもともと脊髄液で浮いている状態なのだが、それがハッキリ分かると言った印象かな。ちょっとめまいもするが、歩けないほどでもないし運転や外出しなければまぁ大丈夫そうだったので、薬を足す事なく時間が過ぎていくのを待った。

この状態が3日ほど続いたが、あとは徐々に気にならなくなっていった。

私は断薬に成功したのだ

「凄い事なのですよ」

診療日に断薬に成功した事を先生に報告した。少し驚いた表情を見せ

「よく頑張りましたね。薬を減らす事自体凄い事なのですよ。自分を誉めてあげて下さいね」

嬉しかった〜。偉業を成し遂げたみたいに優しい言葉をかけて下さって。

私の中で不安障害というほどの病気は治ったとここで思った。薬を断薬できた事でより精神面で自信が付いて良い方向に転がった。

もう何年もこの薬とは断薬中。もう必要がない状態を継続中です。

まとめ

離脱症状の副作用はひとそれぞれです。

私は周りに頼れる人が居たからよかったものの、急に全部飲むのを止めるなんて無謀な事はしないで下さい。私でもあの頻脈は驚きました。

また、ある程度まとまった時間が必要なのかもしれません。というのも、順調だったエチゾラムの減薬も、最後の方はハラハラしました。私の症状で当てはめると、仕事なさってる人には危険な副作用だと思いますし、外に出る必要がある方達などは、もっと細かく刻んだ減薬方法か、減薬だけに集中できる環境がおすすめだなと思いました。

まぁ飲んでいて元気ならば、減薬にそれ程こだわる必要はないと思いますが、毎日付き合っていくものですから、できるだけシンプルな量にしてはいきたいですよね。

決して一人で決めず、先生と話し合いながら減薬していくと自分に大きな自信ができるかもしれませんね。挑戦できるならしてみてもいいかもしれませんね😌

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

-いーぬ。の人生回顧録, うつ病反抗期編