いーぬ。の人生回顧録 病院巡り編

頭痛の対処法と頭痛悪化の根本的原因とは?~病院巡り編~

ある日突然強烈な頭痛に襲われ始めました。

元々頭痛持ちであったが、今までは市販薬を飲めば治まっていた。

でも今回は違う。

横になって安静にしていても治まる気配など無く、一日中頭を抱えては「ゔーん」とのたうち回っていた。

ただでさえ日常の生活に支障が出ているのにもかかわらず、痛みに襲われて夜も眠れず睡眠不足で精神的にもきつくなり始めた。医師不振で病院嫌いになっていた私でも

”これはもしかして病院に行かないといけない病気かも”

と思い始めました。

現在の主治医と出会うキッカケになった病院巡りの始まりである。

今回は長年頭痛に悩まされた私が、治す為に行った行動を紹介。

結果的に思わぬ病気が関係していた。

主な頭痛と危険な頭痛の種類

病院に行く前にそもそもこの頭痛の原因は何なのか、痛みを我慢しつつネットで検索。

一次性頭痛二次性頭痛が存在する事が判明。

自分の症状と当てはまるものと照らし合わせてチェックしてみた。

一次性頭痛(片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛)

代表的な頭痛3兄弟。

おそらく頭痛持ちの方のほとんどの方がこのどれか。

命に別状は無いが、不快であり日常生活が困難になるほどの症状に陥る人もいる。

一般的に言われている症状体験中の個人的な感想を紹介。

あくまでも目安にお考え下さい

片頭痛

痛み・・・ズキンズキンと脈打つような痛み。ガンガンしたりもする。血管がドクドク言っているような感覚。

痛みの場所・・・こめかみの辺り。片側。もしくは両側(珍しい)

痛みの強さ・・・中~強程度。

頻度・・・一ヶ月に一度程度で期間は数日間。(体感的には気圧の影響も受けやすいので、一ヶ月に何回もある)

動ける?・・・動けない事もないが、どんどん悪化して最終的には動けなくなる。

頭痛以外の症状・・・吐き気。音や光に敏感、不快に感じる。耳鳴り。

対処法

・誘因となる食べ物を控える。(チョコレート、チーズ等)

・ストレス、喫煙、アルコールを避ける。

・空腹、寝不足、寝すぎを避ける。

・こめかみを冷やすと楽になる。(痛みのする方)

・動くと痛みが増すので、静かな場所で安静にすると悪化しにくい。(光と音を遮断)

・女性ホルモンも影響する。

・痛みが出だしたら痛み止めを飲むしかない。対応が早ければ市販薬で治まりやすい。

緊張型頭痛

痛み・・・ぎゅーっと締め付けられるような痛み。痛みというより重たく感じる。頭からの重力が増して肩の方まで痛みが出だす。多分肩こりの原因。

痛みの場所・・・両側。または頭全体。放置すると肩がガチガチに固まり、やがて背中の方まで痛みが出る。

痛みの強さ・・・軽~中程度。痛みが辛いと言うより凄く不愉快、不快感がずっと続く。

頻度・・・一週間に数日~ほぼ毎日。

動ける?・・・動ける。むしろ動いた方が楽になる。

頭痛以外の症状・・・肩こり。吐き気。めまい。目の疲れ。耳鳴り。

対処法

・肩や頭部の筋肉のコリや緊張により起こる痛みなので、運動やマッサージ、ストレッチが有効。

・お風呂にゆっくり浸かる。(体を温める)

・片頭痛と異なり、冷やすと悪化する。

ポイント

片頭痛は患部を冷やして安静にする。

緊張型頭痛は患部、体全体を温める

真逆の対処方なので、混合型は痛みの種類を見極める必要があります。

群発頭痛

私には未知の痛み。大人でも我慢できないと言われている。

痛み・・・目の奥をえぐられるような痛み。

痛みの場所・・・片側。(目の奥)

痛みの強さ・・・強烈。我慢不可。

頻度・・・年に一度、1~2ヶ月の間毎日。毎年繰り返す。

動ける?・・・痛くてじっとしてられない。

頭痛以外の症状・・・涙が出る。目の充血。鼻水、鼻づまり。

対処法

・飲酒を控える。特に群発期間は禁酒。

・予防薬で対処する。

二次性頭痛(命にかかわる病気、薬物乱用が原因)

危険な頭痛と分類される頭痛が、二次性頭痛。

中には鎮痛剤を飲み過ぎて頭痛が発生しているという、本末転倒のような事でなる事も。

一番懸念すべき点は、命にかかわる危険な頭痛の存在です。

注意

・頭をバットで殴られたような痛み。吐き気も嘔吐もめまいも伴う。→くも膜下出血

・頭痛や吐き気。手足が痺れる。ろれつが回らない。→脳出血

・頭痛と共に嘔吐。痙攣。手足の麻痺。視力の低下など。→脳腫瘍

・頭部の打撲がきっかけ。一次性頭痛を持っている人は「いつもの頭痛」と間違いやすい。→慢性硬膜下血腫

・38度以上の熱が出て、うなじ辺りが硬くなったり嘔吐も伴う。後頭部に強い痛みを感じる。→髄膜炎、脳炎

上記で挙げた危険な頭痛はほんの一部です。

また、必ずこのような症状が起こる訳ではありません。

痛みの感じ方は人それぞれです。

実際に嘔吐はしなかったものの、主に頭痛と吐き気と体のだるさで日常生活に支障が出てきて悩んでいたこの頃、二次性頭痛の症状に全部当てはめようとえば当てはまるものが多かった。

いつもと違う頭痛で病院に行かなければいけないと感じたのは、二次性頭痛の可能性がよぎったからです。

【その①】近所の神経内科の『神経内科専門医』

医者のプライドやら偏見に振り回されるのが、もう二度と御免だったのでよく調べてから病院に行きました。

お医者様の中にはその道のプロがいるそうで、それが専門医。

専門だからすべてを信用する訳ではないです。

私はパソコンなどで患者さんの口コミを参考する事で相性の悪い病院に行く手間を省くことが出来ました。

という事で、近所で評判の神経内科に行く事に。

手足に感覚はあるのかというような事を確かめ、一つ一つ思い当たる症状が一刻を争うものかどうかを判断しているようでした。

いーぬ。
私が訴えている症状は危険かもしれなかったからでしょうね

どちらかというと、二次性頭痛かどうかを判断することに長けている先生のように思いました。

結果、特に異状なし。」

とりあえずほっと一安心。

ただ頭痛の原因を特定できるほど大きな病院ではなかった為、詳しい検査はできず痛み止め(何かは覚えていない)のようなものをだして頂いた。

「痛みに変化があったり酷くなったりしたらすぐにまた来てね」

町医者ならではの優しいお医者様でした。

しかし私の謎の頭痛には薬が効かなかった。

では次の病院を探さなければ!

と言うのもこの頃、痛みと戦う体力が減り出し、寝る、食べる、お風呂に入る、最低限の運動に最低限の外出。

これを何とかできるレベルの生活しかできなくなった。

酷く落ち込みました。痛みうんぬんより、とにかく恥ずかしかった。自堕落な生活をしている自分に。

何だか苛立ちを感じ始め早く原因を突き止めたいと思い、もうこの際徹底的に調べてというやけくそ感で大学病院に行く事にしました。

【その②】大学病院の脳神経内科

町医者の先生の診断を信用するならば二次性頭痛の可能性は弱まった。

となれば私の症状からするに片頭痛か緊張型頭痛のどちらかっぽかった。

ただ血液検査やCTなどをとったわけでも無いので確実では無い。

中1以来、詳しい検査を受けた事が無かったので、これまでの病院巡りや症状の経緯を話して色々調べてもらえる事に。

ただ何となく、命にかかわるものとは思いませんでした。

最初の神経内科の先生の診断を信頼し何より健康にはずっと気を遣ってきましたから

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大学病院では、脳のCT検査や血液検査、血圧など、お医者様が数値や結果で分かる検査は一通りして下さいました。

いーぬ。
特に脳のCT検査は、私を納得させるのに大きな判断材料になりました。

結果は・・・

特に異状なし。」

・・・・う~~ん。

良かった・・・・良かったけど何故か素直に喜べない。

治しようがないと言われたのと同じでしたから。

おそらく重度の緊張型頭痛だろうとの事でした。

ん?

それなら痛みが酷すぎるときに氷で冷やしていたのは逆効果のはず・・・

あとお風呂に浸かっても症状が良くならなかったけどなぁ・・・

この時、混合型が存在する事を知らず、また片頭痛で両こめかみが痛くなるのも珍しいのか医師の判断を迷わせているようでした。

頭痛以外の症状も多すぎたせいか・・・?

とりあえず二次性頭痛の可能性がほぼ消えたのは大きな収穫でした

ここでは痛み止めのロキソプロフェンを頂いて帰る事に。

しかしこの薬も効かなかった!(-_-)

【その③】近所の内科&耳鼻科で器質的疾患の有り無しを最終判断

処方してもらった鎮痛薬が効かない。更にこの頃頭痛以外の症状、動悸も耳鳴りも気になるレベルまで症状となって現れていた。

私の懸念している病気かどうか、あと少し調べてもらう必要があった

まず耳鼻科へ。

頭痛や吐き気、眩暈の原因は、耳からの病気でもあると調べていた為、関係していないかを診てもらう事に。

結果、「異状なし。」聴覚も問題なかった。

うん、じゃあ次。

内科を受診。

今までの経緯と症状からして、残るは甲状腺に異常はないか?動悸は心臓の病気ではないか?が問題でした。

またまた血液検査と心電図の検査。

結果、「低血圧気味、心臓は若干の不整脈が疑われるが、異状なし。甲状腺も異状なし」でした。

この時点で器質的な病気は無しと確定。

私の頭痛は混合型。更に気圧やストレスに左右されやすい体質。そしてその他の様々な症状は自律神経失調症が疑われるとのこと

やっぱり中1の時の、起立性調節障害が治ってなかったのだと痛感しました。

どうやら私の病気は、神経系、精神系のものと決定。

因みにロキソプロフェンですが、ロキソニンのジェネリック(後発医薬品)ですので、酷い頭痛持ちさんだとジェネリック医薬品が効かない事もあるらしいです。

私はその該当者で、ロキソニンを飲んだら今までの頭痛がすっかり無くなりました。

やっと頭痛からの解放です

対処法も分かり、健康検査上は至って健康体であることも分かったので私の日常を取り戻し、社会人として働ける体にする為にやっと重い腰を上げる事にしました。

13歳の時から止まっていた足を動かす時が来た。

嫌なんですって。このままじゃ。

根本的なものから逃げて終わる人生は。

”頭痛を始め、体の至る所から今の自分に”拒否”をする問題にそろそろ挑め”

自分の心がそう言っているような気がした。

神経内科、心療内科【精神保健指定医】を調べる

中学生の頃に心療系の病院巡りを一度していた私は、とにかく目に見えない病気ほど自分に合った先生を見つける事の重要性がいかに大事か痛感していました。

中学の頃からの症状も含めると話は長くなる事は明白で、先生との相性が悪いからといって何度も何度も同じことを説明するのが嫌でした。

それに、精神、心療系の先生への信用もあれ以来懐疑的でしたし・・・

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病院探しはひと際慎重に情報を集めました。

「気力で治せ」なんて言われるのは時間の無駄なので、専門医はいないものか調べていると・・・いた!!

精神保健指定医さんと言うらしい。

加えて私は同姓の方が話しやすい事もあるだろうと思い、女医の方を探していました。すると二駅隣りの駅近に条件にぴったりな病院を発見。

ん~ちょっと遠いし通い続けれるかな?

この頃体のだるさも疲労感も加速し始めていた。迷いに迷ったが、

この身体の不調をどうにかしなければ社会人になれんぞ!と鼓舞し、行く決意を決めた。

要予約と書いてあったので、ドキドキしながら電話しました。(ちょっと緊張)

電話対応も優しく丁寧で何か行けそうな気がしてきた!と思ったが、初診は三ヶ月先しか空いてないのだという・・・

待てん!!

それだけ良い先生なのだろうけど、私の症状はすでに日常生活の制限、社会人としての労働が困難な状態だった事もありこの病院は断念しました。

一日でも早く”普通の大人”になりたかった

色んな病院に電話をかけて分かった事は、どこも同じような待ち期間が長い事と、専門医が少なく患者の選択肢は狭いという事。

私の町は田舎な方だが、駅近で電車に乗れれば簡単に大きめな都市に出れる環境下にいるので病院選びに不自由しないが、そうでない方や動けない方、付き添いが必要な方はどれだけ大変なのだろうと思ってしまった。

自分が如何に恵まれているのかを深謝し、女医さんじゃなきゃ嫌だな~とか贅沢な条件は捨てる事にした。

そうすることで、近所の専門医に出会う事ができた。

それでも一ヶ月待ちだったが・・・。(苦笑)

予約をして待つことに。

今はどこの病院も要予約かと思いますが、そう書かれていなくても電話で確認する事をおすすめします。

症状が酷いからといって優先的に診てもらえる訳でも無く、直接受付に「今日空いてますか?」と来られる方をよく見かけますが、そもそも待合室は常に人で溢れていて時間通りに呼ばれる事なんて無いです。初診なら尚更時間がかかるので、時間指定される場合もあります。(これはまだ良い対応の方)

何度も出向いて体調が悪化しない為にも、確認は必須です。

一ヶ月の間、待っている間にした事

今までの経緯をまとめました。

と言うのも、色んな病院、診断を受け 一から”こういう事があって今ここにいます”と説明するのが凄く面倒くさく感じていました。

思い出しながら話すと重要な事が漏れている可能性も考えられたので、

身体に症状が出始めた主に小5からの出来事と自分性格、考え方。

今までの診断書、検査結果も合わせて説明できるようにメモ帳にまとめました。まるで年表みたいに

何が起きて何を思って何の症状に困っていたのかを

これで初めて対面する先生に過度に緊張することも無く、メモを見せながら話す事で、ほとんど喋る事も無く補足程度にすることで自分でもびっくりするほどスムーズに話したい事を伝えれたと思います。最初にしては。

いーぬ。
どんどん昔の事を思い出し、この話も症状に関係あるのではないか?と思えるようになり、診断名が変わったり対処法が分かったりするのはこの為かと思われます。

先生も診断書や検査結果、お薬手帳という確かなる証拠と年表によって診断がしやすかったようです。

「非常に分かりやすくありがたい」

こうおっしゃって下さった先生が、今の私の主治医です。

ただの頭痛から根本的な原因を知る

主治医のこの時の診断は、予期不安の悪化からくる不安障害と、自律神経失調症でした。

保育園児の時に感じていた漠然としていたものの正体がやっと分かった感じでした。

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これは持論ですが、成長するにつれて、物事を理解・経験するようになると様々な結果へのプロセスがある事に気づいていくと思います。そこから自分にとって最適な”道”を選んで人生は繋がって行くものだと思うのですが、私が”道”の存在に気づいたのは保育園の頃から。

私は瞬時”道”が何通りも見えすぎる。

良い結果も悪い結果も。

当然人生経験の浅い子供が気づいたとしても解決策が分からずただ不安だけが募るだけ。

また、”道”の選択肢が多すぎると選ぶ事に迷ってしまうのです。

”どれが最適なのか?”と。

まぁ多分、わかりやすく言えば不安障害になりやすい性格だったという事だろう。

過信するのであれば判断材料が揃ってないうちに勘づいてしまう子だったのかな?

私の好きなアニメのワンシーンでの名言にこんな言葉があります。

二又の道があるとすれば右か左かどちらかを選ばねばなりません。

ですがその決断に深く悩んでも本当はあまり意味はないのです。

結果の善し悪しは、人生をやり直さないと一生分からないからです。

喪黒 福造

出典元:アニメ「笑ゥせぇるすまん」原作:藤子不二雄Ⓐ  第55話『決断ステッキ』より引用

人生において最適な選択なんてない。

考えすぎても無駄。

この言葉を知った時、自分に言われている気がして胸に突き刺さりました。

今ではこの言葉を支えとし、ポジティブに考えれるようになりました。

”沢山考えるよりシンプルに動く”と言う事。

いーぬ。
私には何も考えないくらいで丁度いい。どうせちょっとは考えているのだから。

感じたままに動くぐらいで丁度いい😌

不安なら克服すれば良い。無くなるまで。ただそれだけの事。

至極シンプル。

長く放置した結果、色んな不安障害を併発させていた

一つの疑問として、精神、神経系の病気だとしても、学校や先生が原因だと考えていてこれは私の中で解決済みだったはず。

運転免許を取った時にトラウマは克服したはず。

実際、もう大人は怖くなくなっていた。

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主治医に相談すると、私が治したのはトラウマからくる不安障害の方で他の併存疾患も治す必要があるのではないかという事でした。

不安障害といっても種類はいくつもあります。私は合併しているタイプ。

先生の話しを元に自分の病気の経緯を考察。

何故不安障害になった?解決策を探る

PTSD?・パニック発作」・・・小5の時、先生によって楽しかった学校生活が壊れた。大事な友達、クラスメイトが壊れていく姿が辛かった。

神経系に異常が出だす?」・・・小6の時、今度はクラスメイトが大事な先生を壊した。ストレスの限界?

起立性調節障害・パニック障害発病」・・・中1、トラウマがフラッシュバックし、パニック発作から身を守る為に自律神経が暴走しだす。

学校から逃げる事で一時的に症状回復

「高校」・・・完治した状態ではなかったので再びパニック症状が出る。学校を早々に辞める事で症状悪化を防ぐ。

社会不安障害発病」・・・再び学校に行けなかった自分への自責の念で社会全体が恐怖の対象になった。

「運転免許取得編」・・・小5のトラウマ回復になったが、まだ不十分。

「モンハン編」・・・現実逃避をし続ける自分自身を許せなくなった為、身体症状悪化。

診断名「社会不安障害」

現在に至る。

いーぬ。
正に負の連鎖( ;∀;)

多分こんな感じだと思います。

元々心配性の性格なのは自覚していましたが、”事態の悪化”を繰り返すうちに沢山の不安障害の元を作り出していました。

トラウマを克服しても、症状の重度悪化を防いだだけで、完全には治っていないようです。

一番最初に発症したものを長い間放置した結果かもしれません。

自分自身を見つめ直して分かりました。

不安障害克服にはまだまだトラウマに匹敵するものを克服し続け、過去や未来の出来事に決着と自信をつける事が必要だと。

身体症状の原因は不安障害を克服すれば治るという事になると考えました

原因らしきものが見えてきてホッとしました。

長年の身体の不調の原因が分かって・・

この時からやっと本格的に治療を始める事が出来ました。

ただの頭痛から始まった病院巡りが、私を心療・神経内科に導くとは思いもよりませんでした。

・・・何はともあれ長年悩み続けてきた身体症状の原因も分かって本当に良かったです。

まとめ

ゲームで現実逃避していてもどこか遊んでばかりで将来どうするんだ?と思ってはいました。

家族や世間に対して申し訳ないという気持ちが頭痛を悪化させてしまった要因だったのかもしれません。

まぁ・・・自業自得でしょう。

本格的に病気と、自分に向き合えという事だったんだと思います。

自分に合った医師に出会う努力も必要だったのでしょう

長年弱い自分を認める事が嫌で逃げてきた結果、診断名がつく頃には身体が自由に動かなくなってしまっていました。

体に異変を感じたら早めに対処・行動をして下さいね。

早ければ早いほど、病気は治りやすくなります。

そして、自分の人生を変えるほど意外な病気が隠れてる事があるかもしれません。

その後

治療は主に認知行動療法でいきたい所ですが、身体症状が悪化していたこの頃、動けば動くほど疲労感は増し続けてその他の症状(頭痛など)も誘発するといった悪循環に陥っていました。

薬物療法をしつつ、家の中で不安障害を克服する必要がありました。

主治医からは「無理しない程度に」と念をおされていたので

ん~一体どうしたものか~と解決方法を模索していた頃、意外な所から楽しみと同時にヒントを貰う。

それは、動画を配信されている人達の存在でした。

次回に続きます。

いーぬ。の回想

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